多様体論の基礎を講ずる。多様体は、曲線曲面の一般化である。曲線、曲面の理論に慣れておくことが望ましい。杉浦解析入門IIの取り扱いはとても良い。位相空間論は必須である。曲面のパラメタ表示の写像と、多様体から「出る」写像は逆の向きである。このことが多様体の理解を分かりにくくしているのかもしれない。この辺の事情にも考慮しながら講義を勧める。
とても分かりやすい。我々の間ではライトノヴェルと言われている。
我々の代が東大数学科で受けた講義録。あの迷講義からなぜこのような明晰な書物ができたかは謎。今でも伝説の「多様体の講義というものをはじめます。そのためには多様体の定義というものを述べなければならないのでしょうが、、、忘れました。」という冒頭の言葉を懐かしく思い出す。しかしこの教科書は行間を埋めるのは結構大変。後述「幾何学III」はかなり分かりやすかった。
これはレベル的にも適切な教科書。一か所証明におかしいところがあって苦労して埋めたが、英語版では直っているらしい。
演習問題が多くてよい。
ドラム理論まで明晰に述べられている。
ベクトルバンドルについても述べられている。
位相幾何学。代数トポロジー。「やわらかい幾何学」として人気がある。きちんと理解するには当然位相空間論は必須。
我々が受けた講義の担当者であった河澄先生の教科書が最近出版された。とても良い本に思われる。
薄くていい本。
東大の教科書。(読んでいません。)
単体複体のホモロジーをきちんと書いてある。代数的なことを先に準備している。
微分形式の幾何学。ド・ラム理論。私は森田茂之先生に習った。
読みやすい教科書。
定評ある教科書。
教科書だった。試験範囲はいわゆる1巻だけだった。