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音楽科

— 音楽は1つなので、専攻によらず、すべてをマスターすることを目指します。なお、プロの演奏家になり たい方には教えられません。あくまで教養としてすべての人は楽器演奏と音楽理論の基礎を身につけるべき です。

  • 作曲専攻

    和声、対位法、フーグ、コラール、学習ソナタ、数字付き低音、管弦楽法など。

  • ソルフェージュ専攻

    語源は「ソ(ソル)」と「ファ」を区別すること。狭くはいわゆる「視唱」のことを言いますが、今では書き取りなども合わせて総合的な音楽の基礎能力のことを言います。パリ音楽院の教材を用い、様々な能力を伸ばします。またソルフェージュができれば、耳が良くなり、外国語の習得が容易になります。聴音(単旋律、複旋律、和声)、視唱、クレフ読み(ダンドロ)、スコアリーディング(赤い本と4冊本)、リズムうち(リズムの基礎、呉アキ他)、数字付き低音など。

  • 指揮専攻

    バトンテクニックももちろんですが、スコアをピアノでどんどん弾いていったり、楽曲分析したりします。楽しいですよ。もちろん指揮実習はピアノ連弾や簡単なアンサンブルで行います。

  • ピアノ専攻

    子供と初心者は呉アキ先生のメトードに完全に従います。世の中のピアノレッスンは1曲に時間をかけすぎます。ソルフェージュ、初見力を高めてどんどん弾いていきます。連弾もたくさんします。オーケストラの曲も連弾で弾けます。楽しいですよ。

  • ヴァイオリン専攻・ヴィオラ専攻

    私は20歳を超えてからヴァイオリンをはじめましたが、一応プロとしてアマチュアオーケストラの指導やエキストラに行っています。弦楽器は原理はとても簡単なのでぜひ挑戦したい楽器です。ヴィオラは昔から「管楽器奏者が歯が抜けてからはじめる楽器だ」とかバカにされてきましたが、魅力的な音域で素晴らしい楽器です。ヒンデミットが素晴らしい曲を書きましたし、バッハの無伴奏チェロ組曲はヴィオラで演奏できます。基本の形を重視して教えます。他の楽器をやってきた方は「音程を自分で作る」ということが感動的で面白いです。弦の震えを左手で感じます。

  • 声楽専攻

    発声法ももちろんですが、各国語(イタリア語、ドイツ語、フランス語)の発音に習熟し、たくさんのオペラレパートリーに習熟しないといけません。私は様々な現場でコレペとして副指揮者として経験を積んできました。どんどん歌ってレパートリーを増やしましょう。歌曲に興味がある方も歓迎します。