古典ギリシア語の初歩を学ぶ。およそすべての学問の根本は古代ギリシアにさかのぼることができる。哲学の「原種」はプラトーンにさかのぼる。物語の起源はホメロースにさかのぼる。数学は当然エウクレイデース (ユークリッド)の原論にさかのぼる。新約聖書のギリシア語も古典期のギリシア語からそんなに遠くにはならない。(新約聖書のギリシア語のみに興味がある者も原則的には古典ギリシア語から学習を始めるのが良い。) 古典ギリシア語を学べば、これらの「古典中の古典」に直接アクセスすることが可能である。それゆえ古典ギリシア語はすべての人類の必修科目であるといえる。
「英語などの西洋現代語に多少の知識があることが望ましいです。」
プラトンの「ソクラテスの弁明」を講読する。辞書はリデルスコットかランゲンシャイツ社のものを準備すること。哲学史演習 I を兼ねる。
いわゆる古典ラテン語を学ぶ。知識階級の書き言葉として、現代人もマスターせねばならない。
相談の上、適当な原典を読む。